INTERVIEW

ユーザーファーストを徹底して
高付加価値の医療サービスを

社内全体を見渡す若きリードエンジニア

開発エンジニア H.K

自身で裁量を持ち、主体的に事業を進めている実感が欲しかった

これまでの経歴について教えてください。

大学で、生物学に対して情報科学の観点からアプローチするバイオインフォマティクスを学び、新卒で大手IT企業に入社し、3年勤務しました。生物学を学んだのにIT系と思われるかもしれませんが、情報科学を専門としていたので業務には役立ったと思います。

新卒で入った会社では、システムエンジニアとして、全社的な課題に対して調査を行い一定の解決策を提示する業務をメインに、人的リソースやスキルの補填が必要なチームにジョインして開発を軌道に乗せるサポート的な業務も行っていました。

転職を意識した理由はありますか?

大学時代の研究内容が医療と一定の関係があったので、医療分野で活躍したいという思いを捨てきれなかったことが大きいですね。前職ではさまざまな業務に携われましたが、ひとつのプロジェクトを初めから最後まで一貫して携われないことに、どこかもの足りなさを感じていたのかもしれません。

大企業でのダイナミックな業務もやりがいがありますが、自分が裁量を持って働き、主体的に事業を推進しているという感覚を大事にしたいと考えていたところ、ドクターネットと出会い、自分が求めていることが叶えられると感じました。

入社を決めた理由とは?

ドクターネットの事業内容は、学生時代の研究や前職での経験など私のバックグラウンドを活かせると思いましたが、大企業で福利厚生などが優遇されていたので、多少の不安を持っていたことは否定しません。

しかし、面接で社長や経営陣の考え方が合理的なこと、私に期待している役割が明確であることを感じ、安心感が生まれ、この会社で自分の価値を発揮していきたい気持ちが強くなったことを覚えています。懸念していた福利厚生などの制度も問題ありませんでした。

成長中の企業だからこそ、切り拓く力が求められている

入社後、どのような業務を担当されましたか?

私が採用された理由のひとつが、新事業「DN画像診断クリニック」のローンチを目指すことでした。当社のメイン事業は医用画像の遠隔読影支援サービスですが、個人クリニックではそもそもCT、MRI(医用画像を撮影するための機器)を導入していない場合も多くあります。その一方、大学病院では画像検査を受けるのに予約が数ヶ月先というケースも少なくなく、患者様はその間も不安を抱えて暮らすことになります。

そこで、私たちは画像診断専門のクリニックを通して、撮影から読影までを担うサービスを提供することにしたのです。

入社後は、クリニックの予約システムと検査管理システムの開発をメインで行いました。すでに始動しているプロジェクトでしたが、メンバーとしてジョインし、環境を整え、システムを構築していきました。

いきなり大きなプロジェクトを担当することになり、戸惑いはありませんでしたか?

入社前から担当することを承知していたので覚悟はありましたが、想像していた以上に進んでいなくて(笑)。

私は2022年3月に入社したのですが、クリニックの開院はその夏に予定されていたため、フルスクラッチで開発、実装していきました。ただ、前職と異なり、自身が1人で持てる裁量が圧倒的に大きくなったので、手を動かした分だけ価値が生み出せ、結果へとつながっていくことが実感できる、とても充実した期間でした。

新しい環境、かつ短期間でのミッションだったため、「適切なソリューションを考える力」「関係者に合理的に説明する力」「理解しやすい資料を作る力」が鍛えられたと感じています。実際にクリニックで働く人やオペレーションセンターのスタッフなど現場の方たちの考えが理解できる良いプロジェクトでした。

ドクターネットに入社してよかったと感じることを教えてください。

自分たちが作り上げた価値がエンドユーザーに届くまでの時間が早いため、達成感が得やすいですね。

同時に、システムを刷新するフェーズで変化が求められ、過去の事例に頼るといったことがほとんどできないので、自分で道を切り拓いていく力が求められていることにも、やりがいを感じています。

今後、ドクターネットでどのようなことを実現していきたいと考えていますか?

入社して感じたのは、まだ成長期でこれからエンジニアの受け入れ体制を整えていくフェーズにあるということです。

たとえば、資料や育成カリキュラムなどをもっとブラッシュアップしたり、エンジニア同士のつながりを強くしていったりする必要があります。

個々のエンジニアが高い能力を持っているので、その連携を高められれば、飛躍的なシナジー効果が生まれると思います。そのためにも、互いの資料の共有や勉強会などを活発に提案していきたいと考えています。

個人だけではなく、チームとして生み出す価値も大きくなるはずで、想像するだけでワクワクしています。

ユーザー目線を忘れずに、課題を解決する技術を磨く

どのようなエンジニアになりたいと考えていますか。

自身の強みはサービス志向と技術志向のバランスが取れていることだと感じています。いくら高い技術を持っていてもユーザーが使いにくければ意味がありません。技術に明るいことはもちろんですが、決してユーザー目線を忘れないエンジニアになりたいですね。

また、日本のエンジニアは、ある年齢になると現場を離れてマネジメント職になる傾向があります。ところが海外では、エンジニアがCTOとして経営に携わりながら、開発現場からも離れません。

私も将来は、経営戦略的に重要な局面で、エンジニアならではの観点で意見ができるような存在になりたいと思います。

近い将来、部下を持つ立場にもなると思いますが、目指す理想の上司像があったら教えてください。

部下や後輩に、「自分ができないことを人に指示しないでほしい」と思われない上司です。この人はいろいろできるからこそ、自分にも機会を与えてくれるのだと納得してもらえる技術力と人間性を育んでいきたいです。

ドクターネットへの入社を検討している方へのメッセージをお願いします。

自分が考えていることがなぜ重要なのか、なぜ既存のものより優れているか、ということを合理的に説明できる人は、必ず尊重される環境だと感じています。

エンジニアとしての好奇心も大切ですが、合理的な考えを持つ方と一緒に働けるとうれしいです。

※所属・役職および記事の内容は当時のものとなります。

1 day schedule

1日のスケジュール

  • 9:00始業
  • 9:05前日の振り返り、当日取り組むことの決定
  • 9:15ミーティングの確認、資料準備
  • 10:00開発
  • 12:00昼休憩
  • 13:00開発
  • 15:00ミーティング
  • 16:00開発
  • 18:30アプリケーションのログ・メトリクス確認
  • 19:00終業

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