INTERVIEW

経営戦略の司令塔として、
部門を超えて解決に向け、
日々邁進する。

遠隔読影に続く第二の柱を作るトップリーダー

マネジメント(企画) H.T

コンサルティングファームで培ったマネジメント力

業務内容について、教えてください。

主に2つあります。一つは社長室の業務をメンバーとともに推進しています。もう一つは、社長室室長として経営会議に出席しています。
経営層や各部門長と連携を取りながら、医用画像診断AI事業を始めとした新規事業の推進、部門横断での経営課題への対応や部門業務の改善を実施しています。

前職はコンサルタント業務に従事されていたとのことですが、これまでの経歴を教えてもらえますか。

大学では法学部の現代法を専攻、所属していたゼミや論文のテーマは民事訴訟でした。卒業後、独立系のSIerに入社し、要件定義・設計・プログラミング・テストなどを幅広く経験しました。
入社4年目に会社のグローバル人材育成プログラムにエントリーし、メンバーの1人に選ばれたことで、中国上海市の有名な大学に半年間留学、留学終了後に現地責任者の補佐として2年半中国大連市に海外赴任をしました。
その後、コンサルティングファームへ転職したのですが、これが大きな転機となりました。これまでとまったく異なるキャリアだったので、コンサルタントとしての研修を受けつつ、アサインされたプロジェクト内で、コンサルタントとして必要なスキルを習得しました。
また、他社へ転職した後も、国内のインフラ事業者における受付や料金請求など顧客接点における業務改善や、RPAツールを用いた業務の自動化を担当しながら、更に幅広いスキルを習得することで、プロジェクトをリードする立場のマネージャーに昇進することができました。

その後、ドクターネットへ入社されるのですが、どのような経緯があったのでしょうか。

企業選びの軸としていたのは、
・企業として成長フェーズにあり、新規事業に積極的に取り組んでいること
・IT・海外事業・コンサルティングなど自分のこれまでの経験を活かせること
・経営層と事業の方向性や戦略について議論できる環境があること
この3つです。
ドクターネットについては、代表が世界的にも有名なコンサルティングファーム出身者であり、プレイングマネージャーとして社内の組織や制度の改革を最前線でリードされてきたという点をエージェント経由で聞いたため、ぜひお話を伺いたいと思いました。
これまで所属した企業と異なる業種および会社規模となるため、漠然と組織や職場環境に対する不安はありましたが、面接の際に代表・副社長から当社の事業自体のポテンシャルやこれまでの改革の歴史、今後の事業展開のプランなどをざっくばらんに伺うことができ、不安が払しょくされたのを覚えています。経歴の確認だけでなく、対話を通して人間性も含めて選考頂けていると感じられた点も大きかったです。

自分達で合理的かつスピーディーな意志決定が必要

入社後の印象はどのようなものでしたか。

コロナ禍にも関わらず、自身を含め6名同日入社者がおり、会社としての勢いを感じました。実際に働く環境についてはまだ少し不安も残っていましたが、マネジメントチーム全員との1on1ミーティングがアレンジされており、早いタイミングで環境に慣れることができました。

入社後はまずどんな仕事をしましたか。

入社時に多くのプロジェクトが進行していたため、最初の2週間は各プロジェクトの打ち合わせに参加しキャッチアップを実施しました。3週目から徐々に各プロジェクトにおいて自身で手を動かすことやメンバーに作業を依頼することも増えてきました。

入社前後でのイメージのギャップはありましたか。

イメージのギャップは大きくはないですが、入社前に想定していたよりも限られたリソースの中で多くの取り組みを行っていると感じました。

前職との違いはどんなところですか。

前職までのコンサルティングファームは、経営課題に対するソリューションをクライアントに提案する立場であるのに対して、現職ではソリューションの検討と実行、双方の役割が求められ、限られたリソースの中で、自分達で合理的かつスピーディーな意志決定を行っていく必要があります。

前職までの経験が生きているのはどんなところですか。

経験してきたことのほとんどが役に立っています。IT・海外事業・コンサルティングなどこれまでの経験が土台となっていることにより、並行して多くのプロジェクトをメンバーと一緒に進められていると思います。

これまでの業務の中で、代表的なプロジェクト事例について詳しく教えてください。

医用画像診断AI事業の立ち上げです。サービスを本格的に展開するため、海外メーカーが開発したエンジンを国内で製造・販売するための性能確認試験、医療機器として国内で販売するための薬事申請、顧客に提供するサービスの設計と、それを実現するシステムや契約・請求のオペレーション検討などを行っています。

今の仕事を進めるうえでのやりがい、仕事の魅力はどんなところですか。

当社サービスのユーザーは1000以上の医療機関で、その先のエンドユーザーである患者さんは年間約250万人となります。当社のサービスやオペレーションが、それだけ多くの患者さんに影響を与えるという点はとても社会的意義があり、やりがいを感じると同時に責任も感じています。そういった責任を持ちつつ、日々新しいことにチャレンジできる環境が今の仕事の魅力だと考えています。

ドクターネットに入社して、自身が成長した点はどんなところですか。

コンサルタント時代より更に、対応できることの幅が広がっていると感じます。社長室はプロジェクト型の組織であり、戦略検討からオペレーション設計まで幅広い経験を積むことができています。

期待が大きいチームだからこそ、まずは体制の充足へ

普段、仕事をするうえで意識していることを教えてください。

多くの意思決定に関わるため、自分自身のタスクの遅れが多くの関係者の遅れにつながる点です。目の前のタスクに対する優先順位付け、一つ一つのタスクにかかる工数をいかに最小限にするか、その中でどうやってクオリティを保つかという点を日々試行錯誤しながら行っています。

今の仕事で感じている課題感や、今後乗り越えたい壁はどのようなものですか?

変革期にあることもあり、社長室に対する会社からの期待は大きいと感じています。一方で2年前に本格的に立ち上がった組織ということもあり、まだまだ求められる役割に対してリソースが不足している状況です。プロジェクトを一緒に進めていくことができるメンバーのアサイン・採用を早急に進め、体制の充足を図りたいと考えております。

1日の流れを教えてください。

在宅・出社で若干異なりますが、日中4-6時間程度は各プロジェクトの打ち合わせに出席しており、打ち合わせの合間に自分の担当している資料の作成やメールの返信などを行っています。ワークライフバランスも意識しつつ、メリハリをつけて日々の業務を行っています。

一緒に働く人たちはどんな方々ですか。

所属している社長室のメンバーは、コンサルティングファームや事業会社の経営企画出身者、医療従事者など多種多様なバックグラウンドを持っており、それぞれが高いスキルを持ったメンバーです。また立場上、社長室のメンバーだけでなく、マネジメントチームや他部門のメンバーと一緒に業務を行うことも多々あります。

どんなチーム編成で仕事をしていますか。

プロジェクトのリーダーとして社長室内外のメンバーと一緒に仕事を進めることもあれば、オブザーバーとして他のメンバーがリードするプロジェクトの打ち合わせに出席することもあります。

自身の強みはどんなところだと思いますか。

キャッチアップの速さだと思います。与えられた情報を基に仮説を立てて考えることで、ゴールに対する具体的なアクションのイメージをクイックに掴むことができていると思います。

これからやりたいこと、将来的な目標を教えてください。

遠隔読影に続く第二の事業基盤を構築したいと考えています。
また国内・海外双方でドクターネットのブランドイメージを高め、医療関係者以外にも幅広く認知される会社を目指していきたいです。

今後、入社する方へメッセージをお願いします。

ドクターネットは変革期にあり、積極的に新しいことに取り組んでいる会社です。

一方で25年の歴史を持ちしっかりとした事業基盤を構築していることから、ベンチャー企業・大企業のいずれとも異なり、スピード感を持ちなおかつ実現可能性の高いアプローチを行える会社だと認識しています。新しいことに前向きに挑戦していきたい方とぜひ一緒に働ければと考えています。

※所属・役職および記事の内容は当時のものとなります。

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